アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【アイビー】別の場所へ植え替え!〜挿し木と取り木の違いとは?〜

◎前回の記事はこちら

【結婚記念日】思い出のアイビー - アタマの中は花畑

 

前回の記事の中で、結婚披露宴で使用したアイビーを今でも自宅で育てていることについて触れました。記事の終盤で「もうすぐ引っ越し予定」と記載していたのですが、気付いたら4カ月も経過していました。。。

 

先日、植え替え先のスペースがようやく空いたため、満を持してアイビーを植え替えることにしました。植え替えと言っても前の株をそのまま使用したのではなく、今回は「取り木」した株を活用することで、株の見た目をスッキリさせてみました。

 

 

アイビーのこれまで

前回の記事で取り上げたとおり、我が家にアイビーがやって来たのは結婚披露宴の直後でした(2017年)。テーブルの上に飾ってもらったアイビーを持ち帰り、水に生けたのが始まりでした。

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その後、発根した株の一部は鉢に植え替え、ベランダで育てていました。ただ、夏になるとベランダが暑くなり過ぎてしまうためか、毎年のように株が弱ってしまいました。そのため、ベランダ時代はあまり大きく成長しませんでした。

 

そして昨年の春、現在の家に引っ越したタイミングで庭へ植え替えました。庭に植え替えてからはすくすく成長し、現在ではあちらこちらに枝を伸ばしています。

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植え付けてからほとんど手入れをしていなかったため、辺り一帯がアイビーの無法地帯になるところでした。。。

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3年育てたアイビーを引き抜いてみました

別の場所へ植え替えるため、伸び放題になっていたアイビーを早速抜いてみることにしました。3年も育てていると、根元もそれなりに太くなっているものですね。

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あちこちに伸びた枝からは、根が出てきているものもありました。地面を這って伸びたことにより、取り木(後述)をした時のような根の生え方をしています。

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ここから切り離すことで、新しい株として植えられそうです。当初は今の株をそのまま移植しようとしていましたが、株のリフレッシュも兼ねて急遽「取り木」したものを植え替えることにしました。

 

現在の株を引き抜いたものがこちら。思っていた以上に成長していました。
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ただ、庭の土が柔らかかったためか、株を引き抜くのは意外と簡単でした。苦労することを覚悟していただけに、少し拍子抜けな感じでした。
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挿し木と取り木の違いは?

今回はアイビーの取り木に挑戦しようとしていますが、植物の増やし方といえば「挿し木」の方が馴染みがあるような気もします。そもそも、挿し木と取り木の違いは何なのでしょうか?

 

挿し木とは?

根の生えていない枝を土に挿し、枝の切り口から新たに発根させることで増やす方法です。場合によっては挿し芽と呼ぶこともあります。私自身も挿し木はよく行っており、先日もアジサイ・トマト・ナスの挿し木に挑戦しました。

 

◎挿し木の関連記事はこちら

【アジサイ】毎年花を咲かせたい!開花後の剪定と挿し木の方法について - アタマの中は花畑

【トマト】土に挿すだけ!?挿し芽で株を増やしてみよう! - アタマの中は花畑

【ナス】脇芽を挿し木すれば増やせるらしいので試してみました! - アタマの中は花畑

 

取り木とは?

枝の一部を地面に誘引することでそこから発根させ、発根した後で親株から切り離す方法です。ランナーによるイチゴの増やし方も、取り木に近い方法だと思われます。

 

挿し木と取り木の大きな違いは、独り立ちさせるタイミングです。挿し木は発根前に親株から切り離すのに対し、取り木は発根後に切り離します。発根するまで親株の栄養をもらい続ける取り木の方が、成功率は高いと考えられます。一方で、枝を地面に誘引する必要のない挿し木の方が、手軽に行える方法とも言えます。

 

「取り木」した株の植え替え

早速、先程抜き取った株から根の生えた枝を何本か切り出してみました。意図的に取り木したものではありませんが、これで「取り木株」の準備は完了です。

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取り木株は、玄関前に植えているゴールドクレストの根元へ移植させました。移植させたことにより、多くの方に見ていただけそうです。
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余ったアイビーの使い道

取り木して余った株のうち、葉が綺麗な枝を何本か選び、水を入れた瓶に生けてみました。

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アイビーは元々生命力が強いため、水に生けるだけで簡単に発根します。発根した枝を花壇や鉢に植えるも良し、そのまま水に生けて葉を楽しむも良しです。

 

枝が伸びがちなアイビーですが、インテリアとしても楽しめるのは良いですね。

 


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