パンジーといえば冬〜春の花壇でよく見かける花の一つです。そんなパンジーを自宅で育てるため、昨年夏に「虹色スミレ」の種を購入してきました。虹色スミレといえばグラデーションの付いた花色が大きな魅力で、私自身いつか育ててみたいと思っていた花です。
虹色スミレの様子については本ブログでも不定期にご紹介してきましたが、今回はその総集編をお送りしたいと思います。お手本になるような栽培でもないため、あくまでも「我が家での栽培記録」として捉えていただければと思います。。。
- 種まきの適期は8月頃から(8月30日更新)
- 発芽率8割!(9月20日更新)
- 茎の色によって花色も違う!?(10月7日更新)
- ようやく花壇デビュー!(11月25日更新)
- 待ちに待った蕾第一号!(2月13日更新)
- 待ちに待った開花!(3月27日更新)
- 現在の虹色スミレ(4月下旬)
種まきの適期は8月頃から(8月30日更新)
虹色スミレの種まき適期は暑さのピークを過ぎた8月〜10月中旬頃と言われています。春咲きの花なのでもっと秋が深まってからで良いかと思っていたのですが、予想よりも早い時期でした。綺麗な花を楽しむためには、そのための準備期間も長いということでしょうか…?
ということで、まだ残暑の厳しい8月下旬に種をまくことにしました。1袋に70粒ほどの種が入っていたのですが、ここから何株が花を咲かせてくれるでしょうか…?
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発芽率8割!(9月20日更新)
種をまいてからおよそ10日で発芽し、そこからさらに10日ほどで本葉が伸びてきました。約70粒の種を35箇所の苗床にまいたのですが、投稿日時点で29箇所からの発芽が確認できました。(実際の発芽率は異なりますが)苗床の数で表すなら29/35=8割以上が発芽したと言えそうです。
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茎の色によって花色も違う!?(10月7日更新)
種まきから1カ月強が経過し、生育の良い株は本葉が3〜4枚ほどに増えました。この頃になると株ごとの個性も確認できるようになり、茎の色だけでも緑色・紫色の2種類が存在することがわかりました。
茎の色にはアントシアニン(紫色の色素)の生成能力が関わっていると考えられ、「茎が紫色=花色も紫系統?」という勝手な予測を立てることにしました。春になればこの答えがきっとわかる…はずです。
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ようやく花壇デビュー!(11月25日更新)
種まきからおよそ3カ月。ようやく本葉7〜8枚まで成長したため、苗床から花壇へ植え替えることにしました。大雨やナメクジなどの影響もあり、この時点で残っている株は10株強程度となってしまいました。
苗床で育てていた頃は大きく成長したように見えていたのですが、広い花壇に移すとご覧の有り様でした。虹色スミレの開花時期は11〜5月頃とのことですが、我が家の株はもう少し時間がかかりそうです。
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待ちに待った蕾第一号!(2月13日更新)
立春を過ぎ少しずつ暖かくなって来た頃、ようやく蕾が顔を出し始めました。野良猫に掘り返されてしまい6株まで減ってしまいましたが、ようやく花を拝むことができそうです。
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待ちに待った開花!(3月27日更新)
蕾が顔を出し始めてからおよそ1カ月、遂に最初の花が開花しました。記念すべき開花第一号は赤茶色で、中央付近には黄色のグラデーションがかかっていました。
3月下旬に差し掛かると他の株も開花し始めました。たった6株なので信憑性は低そうですが、茎が紫色の株からは紫系統、茎が緑色の株からは紫系統以外の花が開花しました。
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現在の虹色スミレ(4月下旬)
そして現在の虹色スミレがこちらです。1株あたりの花の数も増え、花壇の一角を色とりどりの花で埋め尽くしてくれています。
向かって左半分が昨年苗を購入して育てたもの、右半分が今回種から育てた虹色スミレです。改めてパンジーの花色の多さに驚かされますね。「虹色」とまではいかないのかもしれませんが、これだけでも十分綺麗に見えます。
より多くの株を育てたら、きっと花壇がもっと華やかになるのでしょうね。機会があれば、パンジーの苗作りに再挑戦してみたいと思います。