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【フェイジョア】今後こそ目指せ収穫!我が家に2品種目がやって来た! - アタマの中は花畑
今年もフェイジョアの開花シーズンがやって来ました。2019年に我が家にやって来たアポロも、遂に4シーズン目に突入しました。
さて、この時期を迎えると毎年のように「フェイジョアの実を収穫する」ことを目標に掲げているのですが…これまでの3シーズンはいずれも失敗に終わっています。
しかしながら、今シーズンは今までと少し状況が異なります。2株目としてやって来たクーリッジに念願の蕾が付いたため、いよいよ異なる株間での人工授粉が実現しそうです。
これまでのあらすじ
冒頭でも触れたとおり、我が家に最初のフェイジョアがやって来たのは2019年6月(本ブログを開設する少し前)のことでした。庭のスペースの関係で1本しか地植えできなかったため、品種は自家結実性のあるアポロを選びました。2019年も何輪か花は咲いたのですが、人工授粉等は特に行わなかったため実を付けることはありませんでした。
翌年の2020年は、前年よりも多くの花を咲かせました。前年の反省を活かして人工授粉に励んだのですが、この年も実の収穫は0でした。
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2021年は春先に剪定を行ったため、2020年に比べると開花数はやや少ない印象でした。この年は「結実率を高める3つのポイント」と題して記事を更新したものの、やはり実の収穫は0という皮肉な結果に終わりました。この状況を打破するため、2株目としてクーリッジを購入したのが前回記事(冒頭に掲載)時点の内容です。
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クーリッジの蕾観察
昨年秋にやって来たクーリッジは樹高もまだ小さく、越冬の際には大半の葉が落ちてしまいました。そのため今シーズンはあまり期待していなかったものの、1カ月ほど前に小さな蕾が付いていることに気付きました。
その後も蕾は順調に成長したのですが…開花時に失敗してしまったのか、少々みすぼらしい見た目となってしまいました。。。
◎5月6日撮影
◎6月3日撮影
◎6月9日撮影
◎6月12日撮影
フェイジョアの人工授粉に挑戦!
花の見た目はお世辞にも良くないかもしれませんが、指先で雄しべを触ってみるとわずかながら花粉が付着します。ということで、この花粉(クーリッジ)を使ってアポロの人工授粉に挑戦してみることにしました。
作業はとても簡単。花粉が付着した指先で雌しべを触りまくるだけです。1輪分の花粉しかないため、開花直後の花のみを重点的に触ってみました。
こうして作業時間5分ほどの人工授粉が完了しました。懸念事項はいくつかありますが(特に①が致命的)…昨年よりは可能性が高まったはずなので、気長に受粉の結果を待ちたいと思います。
①人工授粉直後に天候が急変し、少し雨に降られてしまった点
②クーリッジの花が1輪しかなく、受粉できるだけの花粉をアポロの花に付けられたか不明確な点
③クーリッジの花がきちんと開花せず、正常に花粉か生成されたか不明確な点
実は今回ご紹介した花以外にも、クーリッジにはもう1つ蕾が付いています。この花からも花粉が採れれば、再度人工授粉に挑戦する予定です。今度は雨が降らないと良いのですが…。
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【フェイジョア】栽培4年目で初結実!アポロ・クーリッジの人工受粉から1カ月後… - アタマの中は花畑