まだ梅雨が開けず、夏本番はまだ先になりそうですが…玄関先に置いたハイビスカスが今年も開花し、この周辺だけは夏らしい感じになりました。お気に入りの品種(ミセスユミ)だっただけに、今年も花が見られて良かったです。
ハイビスカス=南国の花というイメージのとおり、その品種の多くが寒さに弱いと言われています。そのため、寒い日本で毎年花を咲かせるためはひと工夫必要です。
今回は我が家のハイビスカスを例に、昨年夏(購入1年目)〜今年夏(購入2年目)を振り返ってみたいと思います。
- 念願のハイビスカス購入!(昨年夏)
- 室内へ取り込み(11月23日更新)
- 初めての強剪定(12月3日更新)
- 冬なのにもう芽吹き!?(12月16日更新)
- 冬越し成功、そして2度目の剪定(4月3日更新)
- そして現在…
- 今回の結論
念願のハイビスカス購入!(昨年夏)
自宅にハイビスカスを置きたい衝動に駆られ、1鉢購入してしまいました。ハイビスカスにはさまざまな花色がありますが、前々から気になっていたミセスユミを選択。ミセスユミはピンクと黄色のグラデーションが特徴で、花を見ているとこちらも元気な気分になってきます。
ちょうど本ブログを開設した頃に購入したため、初期の記事にはかなり頻繁に登場していました。
室内へ取り込み(11月23日更新)
購入から4カ月、開花の頻度は下がりましたが11月下旬になってもまだ蕾を付けていました。ミセスユミはそれほど耐寒性のない品種と聞いていたので、まさかここまで長く咲いてくれるとは思ってもいませんでした。
とはいえ…朝夕を中心に10℃を下回る日が増えてきたため、このタイミングで室内に取り込むことにしました。10℃を下回ることが多い地域でハイビスカスを毎年開花させるためには「室内での越冬」がほぼ必須になります。室内へ取り込むことを想定すると、地植えではなく鉢植えで楽しんだ方が管理は楽かもしれません。
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初めての強剪定(12月3日更新)
室内に取り込んだは良いものの、枝がかなり徒長していたため強剪定に踏み切ることにしました。かなり物寂しい見た目になってしまいましたが、強剪定には以下のようなメリットがあります。
①株の大きさを維持する(鉢植え向け)
②冬場の株への負担を軽減する
この時点では黄色く変色した葉が残っています。そのままにしておくのはあまり宜しくないようなので、後日摘み取っておきました。
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ちなみに…強剪定した枝を水に活けておいたところ、何と花を咲かせてくれました!
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冬なのにもう芽吹き!?(12月16日更新)
強剪定から2週間…室内が暖か過ぎたためか、もう芽吹きが始まりました。調べてみたところ、この時期に芽吹いても特段問題ないようなので、このまま様子を見ることにしました。
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冬越し成功、そして2度目の剪定(4月3日更新)
暖冬気味だった冬が終わり、春がやって来ました。12月に芽吹いた枝はかなり伸び、成長の早い枝には蕾まで確認できました。
ただ、ここでは株をコンパクトにまとめることを優先し2度目の剪定に踏み切りました。ハイビスカスは元々生命力が強く、剪定で枯れることはあまりないようです。
その後、4月中旬に再び屋外へ移動させました。
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そして現在…
2度目の剪定から3カ月が経過し、待ちに待った花が咲き始めました。購入時に比べると花色が赤っぽくなった気がしますが、これはこれで綺麗なので良しとします。2年連続で開花されられたので、冬越し成功!と言えるのではないでしょうか。
現在の株はこのような見た目をしています。花はまだ咲き始めたばかりで、これからもたくさん蕾を付けてくれそうです。
こちらの蕾は明日あたりに開花しそうですね。
今回の結論
私なりの結論になってしまいますが、ハイビスカスを毎年咲かせるために重要なのは「剪定しても良いから、冬場はとにかく室内へ移動させる」ことだと思っています。
室内で育てる場所さえあれば管理はそれほど難しくありませんので、ぜひご自宅で南国気分を味わってみてはいかがでしょうか。
◎次回の記事はこちら
https://www.kankitsukeip.com/entry/2020/08/20/083450