◎前回の記事はこちら
【3歳の息子と育てるミニトマト①】食育を兼ねて子供と野菜を育ててみよう! - アタマの中は花畑
ミニトマトの苗を家庭菜園に植え付けてから1カ月弱が経過しました。水やりを忘れてしまう日もしばしばありますが、現在でも長男は気にかけてくれているようです。
(大人用として育てている赤玉種も含め)順調に成長している株については次々と花が咲き始めました。草丈も植え付け当初の倍くらいになった印象です。その一方で、中には生育があまりよろしくない株も…。
そこで今回は、トマトの生育が悪くなった原因について少し考えてみることにしました。
現在のミニトマト
冒頭でも触れたとおり、生育の良い株については既に一番花が咲いた状態です。一番花については、収穫量を増やす目的で摘み取ってしまう場合も多いようですが…今回はそのまま残して栽培することになりそうです。支柱立てなどの最低限の作業を除き、お世話については極力手を出さないようにしています。
◎関連記事はこちら
【トマト】一番花や一番実は摘み取るべき?〜収穫量を増やすためにできること〜 - アタマの中は花畑
最も生育が早い株(黄玉種)については、小さいながらも実が付きました(写真左下)。
長男の手と比べてもご覧の小ささです。手に取った瞬間収穫しようとしたため、必死に止めましたが…。笑
苗が枯れかけてしまった…?
長男にお世話してもらっているのはこちらの3株なのですが、真ん中の株(緑玉種)だけ様子がおかしいことがわかります。
生育の良い株と並べるとご覧の有り様です。辛うじて一番花は咲いていますが、全体的に黒ずんでおり、枝先もしおれているように見えます。このままでは、枯れてしまうのも時間の問題かもしれません。
原因を調べるため株を細かく観察してみたところ、他の株と比べて根元の様子がおかしいことに気付きました。
もう少し拡大してみました。根元部分が何者かに噛み切られたのか、折れかけてしまっていることがわかります。根元が折れかけたことにより吸水が正常に行われなくなり、株全体の元気がなくなったのかもしれません。
ちなみにこちらは大人用として植えた赤玉種ですが…先程の緑玉種よりもさらに深刻で、根元が完全に折れてしまいました。ここまで枯れてしまったら、新しい株に交換するほかなさそうです。
根元が折れた原因は?
発芽したばかりの芽であればダンゴムシやナメクジの疑いがあるのですが、今回はある程度成長した苗が被害を受けました。そのため、今回はネキリムシの仕業であると考えています。ネキリムシは夜行性の芋虫(カブラヤガ・タブラヤガ等の幼虫)で、その名の通り植物の根元を噛み切ってしまう害虫です。以前の記事でも触れたことがありますが、なかなか被害が減らないですね。。。まだオルトランが手元に残っているため、株元に少しまいておこうと思います。
◎関連記事はこちら
【ネモフィラ②】発芽したばかりの芽が茎だけになった!ヨトウムシ・ネキリムシの仕業!? - アタマの中は花畑
【オルトラン】ネキリムシ・ヨトウムシ被害の対策にオルトランを撒いてみました! - アタマの中は花畑
取り敢えずの暫定対応
このままでは苗が枯れてしまう恐れがあるため、暫定対応として脇芽を挿し芽しておくことにしました。既にしおれかけた脇芽のためうまく根付くかは分かりませんが、グリーンカーテン用に植えたゴーヤの隣で様子を見守ることにしました。
(※挿し芽については大人がこっそりお世話することにします)
◎トマトの挿し芽についてはこちら
【トマト】土に挿すだけ!?挿し芽で株を増やしてみよう! - アタマの中は花畑
◎次回の記事はこちら
【3歳の息子と育てるミニトマト③】トマトの成長はとにかく早い!品質の高い実を収穫する方法は? - アタマの中は花畑